カッパにまつわる伝承や目撃談は昔から全国に数多く伝わっている。
全身が緑色をした子供ほどの体型で、頭には皿をのせ、指と指の問には水かきがある。口は短いくちばしのような形をしており、背中には甲羅のようなものを背負っている。これが多くのカッパに共通した外見だ。
相撲が好きで、河原で遊んでいる子供を相手に相撲をとる、という牧歌的な一面があり、また、カッパを助けると、その返礼として薬の製法を教えてくれたり、珍しい魚をとってきてくれたりするなどの話も少なくない。
さらに、地方によっては人問に化けるというカッパの話もある。
その一方で、人間を襲って川に引きずり込む、あるいは人間の肝(内臓)を食うという恐ろしい存在として知られている。
中には、口減らしのために段された子供の遺体が河原にうち捨てられていたのを他の子供たちに悟られないためにつくられた嘘だった、という話もある。