功臣山 報国寺(臨済宗)
鎌倉市浄明寺2-7-4 標高 24.9m
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 無縁仏の五輪塔が並んでいる。合戦によって戦死した者を供養するために建てられた。

 地・水・火・風・空の五大要素を象徴した五輪塔。五輪塔は死者の供養塔で、墓石にも多い。
 五輪は人の身体とも対応し、地輪(じりん)は脚、水輪は胴、火輪は肩と腕、風輪は顔、空輪は頭にあたる。
 鐘楼は茅葺き。
 北条・新田合戦追悼歌碑。

 新田義貞の鎌倉攻めの際の由比ガ浜での戦死者の埋葬の塚

 「いさをしも槍も刃も埋れて 梢に寒し松風の音 華の世を所業つたなく散る君に 香一片を焚きておろがむ」
 本堂。

 本堂は南北朝時代の建立で、市指定の文化財。本尊の釈迦如来坐像が祀られています。
 宅間法眼作と伝わる本尊「釈迦如来坐像」を安置。
「仏」にはランクがあります。

 最高位は如来、その次は菩薩(ぼさつ)、そして明王(みょうおう)、天と続きます。もっとも位の高い如来は仏像として安置されたり、あるいは絵に描かれることが多いとのこと。
・菩薩を左右に従えていることが多い。




 本堂裏手にある孟宗竹林「竹の庭」。報国寺が「竹の寺」と呼ばれる由縁。
 古くから境内の1,000本の孟宗竹林で知られています。
 ところで孟宗竹は、動物園ではジャイアントパンダのエサとして与えられているとのこと。
 竹の庭。塔頭休耕庵の跡地。
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