荏柄天神社
鎌倉市二階堂74 標高 22.9m
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 権現社の祠。

 権現とは、仏が衆生を救うために,神・人など仮の姿をもってこの世に現れること。
 熊野権現社には、伊邪那岐命(イザナギノミコト)、伊邪那美命(イザナミノミコト)、天宇受売命(アメノウズメノミコト)の熊野三柱神がまつられています。
 伊邪那岐命と伊邪那美命のスリリングな神話。

 二柱(神さまは柱と数えます)の神は力を合わせて国づくりを行ない、自然神など多くの神を生みました。最後に伊邪那美命が火の神を生んだとたん、伊邪那美命は炎に焼かれ、黄泉(よみ)の国へ行ってしまい
ます。
 夫の伊耶那岐命は、妻を連れもどしに黄泉の国へ向かい再会します。帰るには相談が必要だからと別室へ消える妻。けっして姿を見てはいけないと言われたものの、なかなか出てこない妻にしびれを切らして部屋をのぞくと、そこには腐りかけた妻の姿が……。




 伊邪那岐命はその場から逃げだしました。姿を見られた伊邪那美命と鬼たちは追いかけますが、伊邪那岐命はどうにか振りきって現世に戻り、「筑紫の日向」という場所でけがれを落とします。このとき、けがれから「まがごと(よくないこと)」を司る二柱の神が生まれ、また、まがごとを正す神が三柱生まれました。
 社殿。




「かっぱ筆塚」

 漫画家の清水崑氏が、鎌倉在住以来の神縁を感謝し、自ら愛用した絵筆を納めたもの。表面にかっぱの絵が彫られています。
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