内裏山霊獄院 九品寺(浄土宗)
鎌倉市材木座5-13-14  標高 5.3m
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上品上生

親指の先端を触れ合わせ
人指し指をつける。
上品中生

親指の先端を触れ合わせ
中指をつける。
上品下生

親指の先端を触れ合わせ
薬指をつける。
 人が臨終を迎えると阿弥陀如来が現れ、極楽浄土に連れていくのですが、その人の徳に応じて九段階の待遇があり、結ぶ印も異なっています。

















中品上生

親指と人指し指を触れ合わせる。
中品中生

親指と中指を触れ合わせる。
中品下生

親指と薬指を触れ合わせる。















下品上生

親指と人指し指を触れ合わせる。
下品中生

親指と中指を触れ合わせる。
下品下生

親指と薬指を触れ合わせる。
「品(ほん)」…生前の信仰の深さを表す。
「生(しょう)」…生前の善行の数を表す。

 この二つを組み合わせ、九つの手形がつくられました

 阿弥陀如来は、臨終のさいに人を迎えに来る如来です。そのとき来迎印という印相を結んで現れます。その来迎印の形が、生前の行いによって変わってきます。その種類が九つの手形になっています。
 九品とは、浄土へ往生する者が、生前の性質や行いによって受ける九つの段階 … 仏像の手元を注視してみると、手を組んだり、指を曲げたりしている。これを「印相(いんぞう)」といい、仏像の判別やその仏像が何をしているのか? が解かる。
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