鎌倉文学館
標高 22.0m
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 鎌倉は、『古事記(こじき)』『万葉集(まんようしゅう)』の昔から文学と深いかかわりを持ったところでした。近代に入ってからもたくさんの文学者が住み、りっぱな作品を残してきました。そして今もさかんに創作活動をしている有名な人が多く住む文化都市です。そこで市が、鎌倉ゆかりの文士の作品や資料を集めて保存し、人々の文学研究のために役立てようという目的でこの建物を改造しました。10万冊を収容できる収蔵庫も増設され、1985年(昭和60年)に鎌倉文学館ができました。
 2階の玄関ホールに続いて常設展示室があります。まず、代表的な鎌倉
す。そのかたわらにプロレタリア文学運動の出発点となった社会科学者小牧近江(こまきおおみ)の『種まく人』の記念碑があります。

 鎌倉市教育委員会発行「かまくら子ども風土記(13版)」より
文士達の作品・原稿・書簡(しょかん)などが見られます。次いで古代から近世までの鎌倉にかかわる文学、明治の文学とゆかりの作家、大正・昭和の文学と作家というテーマで時代順に展示されています。2階の奥から1階にかけて特別展示室があります。毎年春秋2回、鎌倉ゆかりの作家をテーマとして選び、その作品
・人柄・文学上の功績をたたえ、愛用の記念品や原稿などを陳列します。
 前庭には高田博厚(たかだひろあつ)氏のブロンズ像「遠望」が飾られています。そこからは傾斜地を生かして三段の庭となり緑の芝生でおおわれています。下の方はバラ園で春秋にはみごとな花が香り高く咲きま
 



 



 



 






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