不動岩 → 奥の院へ
距離:80m 標高 出発:133.8m 到着:169.9m 最高点:169.9m 最低点:133.8m
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 不動岩から奥の院に至る道です。途中に聖観音、子宝観音があります。

・聖観音……観音菩薩は聖観音が基本の姿ですが、6世紀頃の中国で密教の教義により様々な変化観音が生まれました。法華経の中の「観世音菩薩普門品第ニ十五(観音経)では、聖観音を含めた六観音が六道輪廻(世の中のあらゆる生命は六種類の世界に生まれ変わりを繰り返すという教え) の思想に基づいて六道に迷って苦しむ衆生を救うと説いています。
 日本では、真言宗が六観音として聖観音(地獄道)・十一面観音(修羅道)・千手観音(餓鬼道)・馬頭観音(畜生道)・如意輪観音(人道)・准胝観音(天道)を定め、天台宗は准胝観音の代わりに不空羂索観音を加えて六観音としていました。












 大きな岩に不動明王が刻まれています。

 登山道を上っていきます。












 石段を登ります。
 聖観音、子宝観音があります。












 おなかに子供ができると、石造りの観音様を自宅に祀り、安産祈願をし、無事生まれ育つとと、ここにおさめたのでしょうか。