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 道なりに行きます。
  
   昼間は「化け猫」はいませんので、安心してください。ただし「猫なで声」には注意。
  
  
  
   縁起物の中の横綱といえば、それは招き猫だろう。招き猫の置きものは江戸時代、江戸で誕生したようだが、どのようにして生まれたのかははっきりしない。
   天明年間(1781~89年)、江戸両国の2つの妓楼(ぎろう)(本所回向院(ほんじょえこういん)前、一つ目弁天前)で、大きな招き猫を店頭に飾った。
  それが評判になり、妓楼は大いに繁盛したという。一説に、これが招き猫の起こりとされている。
   片方の手(前足)を上にあげて坐っているのが、招き猫の一般的なポーズである。手をあげて、おいでおいでをしている。右手をあげているものもあれば、左手をあげているものもあり、それぞれに意味がある
  とされている。
   右手をあげているものはお金(金運)を招き、左手をあげているものは人(客)を招くとされている。右手と左手のどちらもあげれば、お金と人を招くことができる。
   (「面白ネタ事典」北嶋廣敏著より)