千光寺(真言宗)
尾道市東土堂町  標高:96.6m
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 鐘楼

 夕方6時に鳴る千光寺の梵鐘は、尾道の人たちが一番なじんでいる鐘の音です。「日本の音風景100選」に選ばれています。
 この吊り鐘は、志賀直哉の「暗夜行路」に登場したり、「日本の音風景百選」にも選ばれた名鐘です。

 いまでも午後六時になると、鐘の音が六回聞こえてきます。
 鐘楼から、東方面の景色




 大師堂
【民話 千光寺の玉の岩】

  ぬばたまの夜は明ぬらし
  玉の浦にあさりする鶴鳴き渡るなり

 と、古歌にもうたわれているように、尾道は
「玉の浦」とよばれていました。この名の由来に次のような伝説があります。
 ずっと、ずっとむかしの話。
 千光寺山は、むかしからぢ大きな岩がぎようちさんあるレころじや。今でもたたくとポンポン音がする「鼓岩」や、大きな亀が首をのばして下の道を見よう
る一亀の岩一など大きな岩があるんよ。
 その中でも目立って大きな岩は、千光寺本堂のそばにあって、岩のてつぺんに電気がついとる「玉の岩」といわれる岩じや。この岩の上にはの、むかしはなんと光る玉があったんじやそうな。きれいな玉でのう、よう光りようたんよ。その光はその近くにある大岩







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