KADOKAWA
2014/09/30
YBUTU
ai02-23
日本の仏研究会
イラストでわかる「日本の仏さま」
お寺めぐりが何倍も楽しくなります
仏像をたずねてお寺めぐりをするのが、秘かなブームだといわれています。また昨今、博物館での仏像の展示には長い行列ができ、ご年配から若い女性まで、仏鑑賞が趣味、という人が増えているそうです。
いまなぜ、仏さまが人気なのでしょうか?
仏さまの発祥地は、釈迦が生まれたインドです。初期の仏教では偶像崇拝はなく、釈迦の遺骨(舎利(しゃり))を納めた仏塔(ストゥーパ)や、釈迦の生涯を記した仏伝図が礼拝の対象でした。仏伝図でも釈迦のすがたは描かれず、蓮華や菩提樹(ぼだいじゅ)などにシンボル化されています。
しかし、釈迦の入滅から四、五百年経った紀元一世紀後半ごろから、パキスタンのガンダーラとインドのマトゥーラで仏像が作られるようになりました。
インドからはじまった仏教は、アジア広域にわたって伝播しました。中国には紀元一世紀ごろ、朝鮮半島は四世紀、そして日本に伝来したのが六世紀半ごろです。
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