日本の文化には二つの流れがある!
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 日本文化は“一つの文化”としてとらえがちです。しかし、東日本と西日本では、かなり異なっています。

 特に感情面で違いを感じます。西日本は、辛いことがあった場合「その気持ちは、その時代に置いてくる」傾向があります。

 象徴的なのは、広島の原爆です。「怨み・憎しみは過去に置いてきて、事実としての問題点を現在・将来に引き継ぐ」という風土です。

 一方、福島県の場合、幕末の会津負け戦については、100年以上にわたって、「長州(山口県)に対する“怨み”」が残っています。

 東京から発信される文化は、東日本の文化を日本の文化として発信しています。

 その意識は希薄です!
カ06-03
加藤秀俊
 現代の東京は様々な姿で江戸の面影をとどめている。それは天下普請以来の都市改造がすべて部分修正にとどまり、一度もマスタープランの実現されたことの無い都市だからである。こころみに、寛永末期の地図をもって銀座を歩くがよい。370年以前の銀座八丁の町割は、今も八町で基本街路区分は変わっていないのである。東京は欧米にならった近大都市であると同時に,アジア的都市空間の猥雑さと、江戸の伝統をとどめる不可思議な都市である。
ひ05-04
樋口清之
 『梅干と日本刀』の著者が語る、関東人と関西人との比較を通じた他に類をみない日本人論。歴史、ことば、食べもの、生活様式……江戸と上方、東西各県人の相違をつぶさに見ていくと、日本人の内なる特色が見えてくる。「明治百年が何どす、京都は千年の都どすえ」。関東人、関西人の生活の中には彼らの伝統が息づいているのだ。二つの世界が分裂離反してしまわないところに、日本的特質が見られるという。
な11-80
中谷彰宏
 都会に住んで、生まれ変わろう!---たとえ会社は変わらなくても、1時間かけて通勤していたのを会社まで歩けるところに引っ越したら、全く違うライフススタイルが手に入ります。「最先端の文化が身近にある」「出会いのチャンスがたくさん」など、都会はあなたを磨く刺激にあふれているのです。本書は「いったん着替えて、遊びに行こう」など快適“都会”生活のススメ。大好きな街で元気になろう!