東京風の人と対極にあるのが大阪の人!
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 政治の中心が、鎌倉や江戸(東京)に置かれる理由は“なぜ”なのでしょうか?

 頼朝や家康が生まれ育ったところでもないし、長州や薩摩が江戸に関係が深いとも言えないでしょう。

 今の首都圏の人々の気質が「支配者にとっては都合が良い」と判断したのでしょうか。

 大阪や京都は、人とのつきあいは、「笑い」あるいは「ほどほど→よそよそしさ」という付き合い技術を持っており、個人個人の“本音は崩しませんよ”という雰囲気があります。

 東京は本音を周囲と合わす技術で、“良く思われたいよ”と周囲に感じさせます。

 こんなことが、政治の中心になる都市の条件に関係しているのでしょうか!
た52-03
丹波 元
 「大阪にはまだ“お笑い”がある」「商売の本場はなんといっても大阪だから……」などと、安心していたら大間違い。“地盤沈下”を続ける「大阪力」の復活を、いまこそ真剣に考えなければ、手遅れになる。
 本書では、「言葉」「商法」「気風」「観光」「マスコミ」といった切り口から大阪人の実体に迫るとともに、そこから浮かび上がってくる問題点を指摘。「大阪力」を全開にする特効薬!文庫書き下ろし。
な11-75
中谷彰宏
 「なんでや?」と話を引き出し、「ちゃうちゃう」と盛り上げる。大阪人のパワーの源は、自分も他人も楽しませる、サービス精神旺盛な“ナニワ文化”にあるのです。さあ仕事もプライベートも、元気と笑いと人情でチャンスをつかむ大阪的“人生のエンターティナー”を目指そう! 本書は「オチのない話はやめよう」「自分の恥をネタにしよう」など大阪流パワフル処世術を紹介。成功の鍵はナニワにある!
ひ05-04
樋口清之
 『梅干と日本刀』の著者が語る、関東人と関西人との比較を通じた他に類をみない日本人論。歴史、ことば、食べもの、生活様式……江戸と上方、東西各県人の相違をつぶさに見ていくと、日本人の内なる特色が見えてくる。「明治百年が何どす、京都は千年の都どすえ」。関東人、関西人の生活の中には彼らの伝統が息づいているのだ。二つの世界が分裂離反してしまわないところに、日本的特質が見られるという。