戦後の日本における平和主義!
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 日本では、つい最近まで、法制度の上で軍隊の位置づけを、明確にしてこなかったのですね。

 征夷大将軍は、朝廷の令外官の一つで、「夷」征討に際し任命された将軍(大将軍)とのこと。

 「夷」とは、日本の先住民族(縄文人の子孫)のことなのでしょう。

 征夷大将軍は、アメリカでいえば、インディアンを討伐する「騎兵隊の将軍」ということなのでしょう。

 古事記や日本書紀は、渡来人が日本に住む先住民を征服する歴史を書いたもの、という視点で眺めてみるのも面白いですね!
た05-06
谷沢永一/渡部昇一
 「自分をわかってくれない」と不平を持っている人がたくさんいます。しかし、世阿弥に言わせれば、そういうことを言っているようでは「本当の名人」ではないのです。目利かずにわかってもらうためには、目利かずの人を軽蔑しないで、その人々の感受性というものにシンパシーを持たなければいけません。そして、そこに的確に自分の藝……ビジネスマンならば仕事ですが……を当てていくという努力があって、目利きにも目利かずにもわかってもらえるようになります。
と14-01
土居健郎/渡部昇一 
 一人の少年が、いじめを苦にして自殺した。遺書には、「いじめた子どもを責めないで欲しい、すべては自分が悪いからこうなった」と記されていた。「すべては自分が悪い」と書き遺された言葉には、戦後日本の歪みが見え隠れする。なぜ
「自尊心のために戦う尊さ」をも失ってしまったのか。口先の平和主義、そして悪平等主義に覆われた教育界にメスを入れ、日本人の精神構造に鋭く迫った対論集。
さ30-01
櫻井よしこ
 お金や物は、人間の心を豊かにする手段である。しかし、いつしかお金や物を多く持つことが、多くの日本人の目的になってしまった。そんな価値観に染まり、心を置き忘れて育った子どもや若者たちに、その責任を追及しても、それはお門違いというものだ。彼らを夢のない、心なき人間に育ててしまった責任は、親、大人以外にない。これを失敗と言わずして何と言うのか。日本再生の方途を問う力作評論。