火山観測と噴火の予測!
�E�E�E��E�E�E��E�へ
 御嶽山の噴火は前兆がなかったと報道されているが、実際には噴火の2週間あまり前に1日に50回以上の火山性地震が観測された。噴火リスクを示す火山性地震の増加は、山側にも自治体にも情報は送られていた。

 しかし、警戒レベルは「1」のままだった。記者会見で気象庁が述べたのは、「事前に情報を発表できなかった、という意味で予知ができなかった」と担当者は話した。

 その根拠は、数少ない過去の経験だった。相談を受けた専門家は「(噴火当時)山にあれだけの人がいるとは…」と悔んだ。当日は、秋空の絶好の登山日和、そんなことに思いが至らなった。

 気象庁はレベルを「1」にしたまま、「解説情報」で御嶽山の異常を伝えようとした。しかし、地元の長野県木曽町や王滝村は「レベル1」であることを根拠に、登山者に御嶽山の異常を伝えることはしなかった。「レベル1」が生んだ犠牲は大きかった。

 “長寿を護る”とされる「御嶽神社奥社」は施錠され、そこに避難はできなかった。
あ25-03
阿奈靖雄
 プラス思考をすれば、もっとラクになれる……それはみんなが分かっていること。でも、そう思っていてもなかなか出釆ないのが人間というものです。本書では、自然にプラス思考になれる方法を伝授します。「『これはという人』に悩みを打ち明ける」「プラス思考のコトバで締めくくる」など、具体的かつ簡単な行動習慣・発想法の数々があなたの毎日をきっと輝かせてくれます! 文庫書き下ろし。
か66-02
鎌田浩毅
 世界で起きるM6以上の地震の2割が日本で発生し、世界の陸地面積の0.25%しかない日本列島に、世界の活火山の7%が存在している。
 特に東日本大震災以後は、西之島、御嶽山、口永良部島などの火山活動が活発化し、地震も頻発している。本書は、京大の人気教授が具体的な火山の特徴を紹介しつつ、今後起こるかもしれない災害への心構えを説くもの。大噴火、大地震はいつ起きても不思議ではない。
や48-01
矢部正秋
 キャリア豊富な国際派弁護士が、ものの見方、考え方を解説。現場感覚が培った貴重なノウハウをあますところなく開示する。きわめて少数の人だけが体得している、決定的な能力とは何か? メモのとり方、他者との接し方・…・・実社会はマニュアルとは無縁である。
 経験に裏打ちされた思考だけが実生活の役に立つ。本書のスキルはあらゆるビジネスに通じる!『弁護士の仕事術・論理術』を改題。