縁の下の力持ち的な役回りは貧乏くじか?
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 真面目な人は何かのきっかけで、損をしていると感じるときがありますね。

 でも、ずっと先に何かの夢を持っていると、下積み時代も無駄にはなりません。

 経験を貯金しているからです。この貯金は、少しずつではありますが、心を豊かに育てはじめます。

 たとえ、実りが来なかったとしても、自分の子供の心に、貯金を引き継げるかもしれません。

 先祖を大事にすることが定着したのは、このようなことからなのでしょう。

 人間が生存できているのは、自分の経験を次世代に伝えることができたからです。

 次の時代に多くの情報を残せるようになったから、人間が繁栄しているのでしょう!
さ06-29
斎藤茂太
 不安で心細いとき、孤独で切ないとき、涙が止まらないとき……。
 この苦しさが「ずっと続く」と感じられる場面でも、希望と幸せはそっと、あなたの側に寄り添っているのです。本書は、真面目すぎ、働きすぎの日本人へ"心の名医"モタさんが贈る言葉の処方箋。笑顔を取り戻し、明日へ歩き出すためのヒントがきっと見つかります。
 『モタさんの重たい心がフワリと軽くなるちょっといい言葉』を改題。
な69-02
中島義道
 世に蔓延する「幸福でありたい症候群」。その幸福感は、「死」の存在や世界の不条理から目をそむけることで支えられている。著者は、長年の哲学的考察のはてに「あらゆる人生は不幸である」という結論に辿りつく。この真実を自覚し、自分固有の欲望と向きあったほうが、「よく生きる」ことになるのではないか。古今東西にあふれる「幸福論」と、その信者たちの自己欺瞞を鋭く指摘した、誰も書かなかった「不幸」の哲学。
か09-10
笠巻勝利
 仕事でも家庭でも、思うままにいかないときは落ち込む。それが立て続くと、人生全体さえ悲観してしまいかねない。しかし、「思った通りにいかない」のは本当だろうか? 見方・考え方を変えれば、意外な角度から視界が開けるはずだ---『仕事が嫌になったとき読む本』などで長く読者を癒してきた著者が、古今の金言・警句や人生体験をもとにつづる「気づきと発見」のヒント集。文庫書き下ろし。