日本の民主主義は勝手主義!
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 日本の反対運動を見ていると、やはり「勝手主義」と思わざるを得ない場面が報道されます。

 相手の立場を考えた上で反対をしている、といった雰囲気が見えてきません。

 「公」のためといいながらの勝手主義、と見えてしまいます。

 「考える力の低下」なのでしょうか?

 特異な犯罪も増えていますが、これも「考える力の低下」が原因なのでしょうか?
マ05-06
松下幸之助
 事業経営というものは、単に商売をして利益を上げるということがすべてではない。やはり会社には、その会社の事業観、社会観、国家観、また世界観というものがあるわけであります。そのそれぞれの見方に過ちがあってはならない。その見方が正しいものであるかどうかをよく考えて、その正しいところから生まれる経営方針というものを、常に新しく維持しているというところに、私は経営の本旨があると思います。そういうものをもたずして、ただ何気なしにやっていくというのでは、無益な結果に終わるのではないかと思うのです。
マ06-01
松浦敬紀
 本書の中で松浦さんは「社風は企業を動かす目に見えないパワーである」と述べ、また「社風とは一種の生活様式である。不文律ではあるが、企業で社員が何か行動しようという時、意思決定しようという時のよりどころや基準になっている」と定義している。さらにまた、社風の形成要因として企業の目的、事業の性格から始まる10の事項をあげ、これらが複雑にからんでいるのが社風だと述べている。
 本書を社風についての理解の糸口にしたいと考える読者には、松浦さんの社風についての定義は以上のようだということを頭に入れた上で読み進めればよいと思う。
ア01-01
会田雄次
 日本人自身が否定し忘れ去ってきた独特の思考方法や生活様式の中にこそ、不確実、不連続な時代を生き抜くためのすばらしい英知が秘められているのだ。……「乱暴狼籍のすすめ」、「見栄のすすめ」、「ぜいたくのすすめ」など、現代人の常識に大胆に挑戦し、日本人の知恵を再発掘、再評価することによって、これからの困難な時代の行動基準を提示する注目の書