ア01-04 よみがえれバサラの精神 |
(バサラの意味する)「思いのままに行動する」というのは、まさにその言葉通りに、「まま(侭)」なのであり、人事を尽くす、ということにほかならない。中途半端に放縦放蕩をやるのは単なるふしだらであって、バサラとは程遠い、途方もなく生きる、それはすでにして生きることそれ自体への執着をなにほどか超越しているのである。おのれの生=死を一個の冗談に、ただし死活の覚悟に発する冗談にまで昇華させてしまうのがバサラだといえよう。 | |
会田雄次 | ||
ま05-35 道は無限にある |
社会の動きがめまぐるしく変化し、さまざまな難題が身にふりかかる今日、我々は困難な状況にどう立ち向かい将来へつなげるか。本書は、常に新しいものを取り入れていく柔軟性や、志を成し遂げるための精神力などを、日頃からいかに養い高めていくかについて語ったものであり、自らの道を切り拓いていくための指針の書である。松下幸之助が数々の体験を通して贈る、前向きに強く生きるためのメッセージ。 | |
松下幸之助 | ||
そ01-10 自分をまげない勇気と信念のことば |
他者との関わりのなかで、自分の価値観を削られていく人たち。他人の言葉を鵜呑みにし、人と同じことを繰り返す、これほど味気ないことはあるまい。人生は、人と違うからこそおもしろい。「叶えられない希望を追うのが人生の美学」「凋落は人間に対する愛である」「現実と折り合えることが強さの証拠」---現実というカべ、生と死、世の中の善と悪を見据え、自分を失わずに生きる人々へ向けた箴言集。 | |
曾野綾子 |