尾道市:向島一周自転車旅
移 動 時 間:3時間32分 移動平均速度:9.7km 積 算 距 離:34.3km
振り返ると
振り返ると
砂浜は狭いが、きれいな砂浜だ。海水浴場的な施設があるわけではない。自動販売機があるだけ、といった塩梅(あんばい)だ。
遊びに来ている人たちは、道路脇に車を止める、パラソルは持参してきているようだ。
この先、海岸線には広島大附臨海実験所の施設があるため、右の坂を上ることになる。
昔は、この先、道が途絶えていたところ、自転車では行けなかった。(崖を自転車を担いで行ったことはある。)今はいい道がある。
「しななみ街道」の「因島大橋」が見えてきた。
向島から因島にかかる橋である。この橋も自転車で渡ることができる。
今年の正月、この橋を渡ったが、金網で囲ってあり眺めがいまひとつだった。
しかし、橋の上から航行する船を眺めるのが良かった。船のゆったりとしたスピードと、瀬戸内のほどよい海の広さが、気持ちをのんびりとさせてくれる。
“赤字の橋”との批判は多いが、「自転車で渡れば」、あるいは、「歩いて渡れば」心地よく、この体験はこころに残り、貴重な財産になる。
橋の効果を、単にお金だけで判断するのではさびしい。
くるまが少ないため、のんびり自転車で走れる。この瀬戸内の“のんびり感”はいい、心に伝染する。
いいものだ。
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ここまでくると、向島の西側にきたといえる。橋を過ぎると、クルマを見かけることがもっと少なくなる。(もともと少ないのだが、)
このあたりは、以前にもあまり来たことはない。高校3年の時に、マラソン大会が変更になり、長距離の
歩行大会に変わったとき、この向島を20kmほど歩いた。そのときに通った。
ほかには3、4回程度きたことがある。のどかさの記憶はあるが、ほかにはあまり記憶がない。