ダイヤモンド社
2021/02/16
YREKIさ01-01
左巻健男
世界史は科学でできている
絶対に面白い化学入門
「原始的な松のたいまつからパラフィンロウソクに至るまで、その道のりの何と長かったことか。そしてこの二つには何と大きな違いがあることだろう。夜、どのような手段で自分の住み家を照らすかにより、その人間の文明の尺度が刻印される。」 イギリスの化学者マイケル・ファラデー(1791?1867)の名著『ロウソクの科学』に記された序文である。私たち人類は、化学とともに文明をつくり、歴史を歩んできた。
本書では、第1章?第3章では、古代ギリシアで芸術・思想・学問が見事な花を咲かせた時代に、自然科学や化学は、どのようにして生まれたのかを紹介しながら、化学の基本的な考え方や原子論、元素、周期表などがどのように生み出されてきたのかを、さまざまな天才化学者たちが織りなすエピソードとともに描いた。
また、第4章以降は、火、食物、アルコール、セラミックス、ガラス、金属、金・銀、染料、創薬、麻薬、爆薬、化学兵器、核兵器にいたるまで、化学の成果がどのように私たちの歴史に影響を与えてきたのか、その光と闇をふくめて紹介していく。
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