PHP文庫

も19-01

諸富祥彦

どんな時も、人生には意味がある

フランクル心理学のメッセージ

　人は何のために生まれてきたのか---この問いと徹底的に対峙した著者が出会った答え、それが絶対的な人生肯定の方法・フランクル心理学であった。その基本的な考え方をもとに、カウンセラーとして第一線で活躍する著者が自らの人生体験を踏まえて綴ったのが本書である。むなしさや生きづらさを抱えたすべての人に贈る、魂を癒すメッセージ『どんな時も、人生に"YES"と言う』を改題。

　カウンセリングというのは、まさに"かすかないのちの灯を照らす仕事"なのだと実感させられます。人生を投げ出したくなったり、もしかしたら人生なんて無意味ではないかと思いはじめたりしている。けれどまだやはり、自分の内なる"いのち"の働きは感じとることができる。本書は、そんな方に、自分の中の"いのち"を活性化し前向きに生きようとする姿勢を整えてもらうのに役立つ本です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　本書「おわりに」より抜粋

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