無理をすることなく「ありのまま」に!
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 「外界は自分に合うべきだ」と考えるか、「自分を外界に合わせる」と考えるか、という問題。

 「知識の学習」で常に正解を求めてきた人は、「外界は自分に合うべきだ」と考えやすいのでしょうか。

 日本では、多彩な自然があり、「常に答えはひとつだ」と考えることは無理があります。

 日本の文化にある「未完成の美学」は、「完成は崩壊の始まり」と考えています。

 「自然のなかで感性を学習した人」は、「自分を外界に合わせる」ことが、ごく普通のことと考えるのでしょう!
あ19-01
赤根祥道
 どうも仕事に打ち込むことができない、他人の評価が気になって仕方がない、どうして自分にはチャンスが巡ってこないのだろう? 人生とは、ある意味で「思い悩みながら生きること」といえるかもしれません。しかし一度しかない人生なら、早く悩みを解決する糸口を見つけ、前向きに楽しく朗らかに生きていくに越したことはありません。ちょっと心が疲れている人に贈る言葉のビタミン剤。
モ01-05
守屋 洋
 混迷の時代の今、われわれに切実に求められているのは、人生観の見直しであり、発想の転換であろう。この『菜根譚』という本は、その点で示唆するところが大きい。自分の生き方を考え、自分の人生を見なおすうえで、このうえない助言と励ましを得るにちがいない。さらに、むかしから、すぐれた「人生の書」として、多くの実業人や政治家に愛読されてきた。たとえば、「事業の鬼」といわれた五島慶太は、みずから愛読するだけではもの足りず、『ポケット菜根譚』なる本まで書きあらわしている。「人生の書」として、また「心の糧」として『再婚譚』を愛読し、そこに心の充足を見出してきた人々は、きわめて多い。
ま51-05
桝野俊明
過ぎ去った過去に、
心をあそばせることなく
未だ来てもいない未来に、
心を奪われることなく
ただ「今」という一瞬を
丁寧に生きることです。