一芸主義、専門主義では成り立ち行かなくなった世界!
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 戦後間もない内に育てられた。そのときの両親の姿勢は「手に職をつける」が基本だった。

 大きな変革の時代、やはり、生きていく基本は“手に職をつける”こと。

 バブル時代に、ある食堂で日系ブラジル人の親子と同席になった。

 お子さんは中学校を卒業したばかりぐらいだった。

 お父さんが「この子に水道の技術を身に付けさせたい。

 そうすれば社会が変わっても、世界中、どこかで仕事に就けるだろう」と!
え02-05

あなたがやらずに誰がやる!
 この対談がどれだけ出世のお役に立てるか私には自信がないが、部下をいわれなく不幸にしない、いい上司になっていただくのには必ず役立つと信じている。(堀田 力)
 お互いの体験を通じて、権力の息苦しいにおいを感じさせない理想の上司像から、もうそこまでやってきたサラリーマン二毛作時代を、こわがらず、背中をシャンと伸ばして生きるコツまでしゃべり合った。(江坂 彰)
江坂 彰/
堀田 力
か09-05

仕事が嫌になったとき読む本
 仕事を活き活き楽しくしている人はどれくらいいるのだろうか。仕事が楽しみならば人生は楽園だ、仕事が義務ならば人生は地獄だ、ともいわれる。どうせやらなければならない仕事なら、なんとか楽しくやりたいものである。
 仕事が嫌だと思うなら、なぜ嫌なのか考えて、嫌な要素を取り除くことも仕事を楽しくするために欠かせない。また常日頃、仕事の楽しさについて考えていなかったならば、この機会にじっくり考えてみることも、これからの長い人生に対して必要なことである。
笠巻勝利
カ02-01

本田宗一郎 男の幸福論
(本田宗一郎)氏は私のインタビューに答えてこんなことを言いました(中略)「オレの人生は失敗の連続よ。百やったうちの九十九までが失敗だったぜ」
それほどの失敗をことごとく乗り越えさせたインセンティブこそ、その(自分の)夢を何が何でも現実のものにしないでおくものか、さもなければ夢に対して申しわけない、という、律儀としかいいようのない夢への貞操観念だったのです。
本書のテーマは、まさにその辺にあるように思います。
梶原一明
わ06-03

教養論
 「教養」とは、いまだ人間でないものと、人間になったものとを分かつ、メルクマール(指標)である、といっていいのだ。今日、「教養」をもつことは、特殊な人たちにのみ特有の、趣味や能力の類いではない.大げさにいってのければ、人間としての神聖な義務である。不可欠の資格なのだ。幼児……子供は、教養を獲得することで、初めて、大人になり、一人前の人間になるのである。
鷲田小彌太