無力無情の主人を、下から見極め方を学ぶのが大事!
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ヤ01-02

戦国武将・決断行動学
 この本は何とも興味深い。歴史学のようでそれだけではない。経営書のようでそれだけではない。歴史を見る目と、経営を考える頭と、この二つをふまえて人生学、人間学とも言うべき薬味をきかせて、快適にまとめあげている。これも複眼の思考からなったものと言っていい。
大和勇三
こ08-02

自分を変える心理学
 自分を変えていくにはどうしたらよいか。そのツボが3つある。曰く、思考・感情・行動の3つである。この3つは相互に関連しあっているから、どれがひとつを変えれば、他のふたつも変わる。そして全体としての自分が変わった、ということになるのである。
 ……本書は、思考・感情・行動の三位一体論の立場から、自分をどう変えていくか、どう成長させていくかが主題になっている。
國分康孝
と01-08

西郷隆盛の人生訓
 西郷隆盛自身の人生観として、彼は人を騙すのが嫌いだった。騙すより騙された。そして、そのことのほうが人間として幸福だと思っていた。それは彼の頭の中には常に天という存在があったからだ。人は騙せても天は騙せない、ということを彼は知っていた。……西郷はたとえ一時的に馬鹿をみても、どこかで天が見ている、迂遠の道のように思えるだろうが、人を騙さないで職務に精励すれば、必ずいい報いがあるだろうと慰めてくれているのだ。
童門冬二