「勤勉な日本文化」は、情報化社会では不利
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お30-03

「知」のネットワーク
 今は、一生に三度くらいは失業し、また再就職しなくてはならない時代である。しかも、そのうち一回くらいは自分で「起業」してみようか、ということを考える時代である。
 ネットワーク時代には、距離や時間を乗りこえるさまざまな方法がある。
 これからは、ネットワークを使えばたった一人でも、多くの人に自分の存在を告知して、起業を経営できる時代になるのである。
大前研一
か05-54

「日本型うつ病社会」の構造
 いま多くの日本人は経済的に苦しみ、それに呼応し心の病も深刻化している。本書の底本が書かれたのは2003年だが当時と現在の日本人の「経済と心理の関係」は基本的に変わっていない、と著者は指摘する。急激な改革、不況による閉塞感がもともと「うつ気質」の日本人の「心」に影響し、日本的な社会性や人間関係の崩壊を生み出していると言うのだ。心理学の視点から現代日本に警鐘を鳴らす1冊。
加藤諦三
ク02-03

ソフト経済学
長年愛読者として日下本の読み方、その三つのポイントを、ここでそっと皆様にお教えいたしましょう。
まず第一に、立ち止まり繰り返して読むこと。大体、頭の言い人の本には省略が多いから、これは注意すべきことです。第二にさりげない言葉に引っかかることです。十分に分からなくても、とりあえずその言葉に引っかかって、頭の中にしまっておくことです。第三に、気に入ったくだりがあったら、遠慮なく自分も使ってみることです。
一度味わったら癖になる、日下本は読みやすく、面白いだけに、読み飛ばしてはもったいない栄養万点の本です。
日下公人
ひ32-01

ズバリわかる! 「うつ」を治す本
 ストレスが多様化する現代において、うつ病は誰でもなる可能性のある、ごくありふれた病気です。仕事や人間関係が原因の場合が多く、患者さんも幅広い年齢層にわたっています。本書では「うつ病の初期症状」から「精神科とつき合うためのヒント」「家族のサポートのしかた」など、増え続けているうつ病の治療法をわかりやすく解説。「ちょっと心が疲れ気味かな」と感じたら読んでみて下さい。
平安良雄