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内部の発想は、外部の変化との間でずれを生じやすい!
は03-02

人を育てる100の鉄則
 人を育てるとは、先輩から受けた自分のプラスを、今度は自分が後輩に対して返すことであり、これによって組織は永遠の生命を保って発展する。実際には優れた人びとを数多く育てる人もあれば、まったく育てられぬ人もある。育てる力の個人差は大きく、ときには逆に、人をダメにしてしまう人さえある。この本は、私がいろいろな企業の経営者や幹部に接しているうちに、どうも育て上手の人というのはこういう共通点を持つらしいと考えたことや、私自身の後輩指導の成功失敗から学んだことを100項に分け、整理したものである。
畠山芳雄
な11-21

超管理職
ただひたすら優しいだけの旧管理職は絶対部下には信頼されません。優秀な部下は、みずから厳しいことを言って自分を鍛え上げてくれる上司のところへ集まっていきます。部下は叱っていいのです。自分が成長するためであれば、一つの手段として叱られるということも喜んで受け入れようという姿勢が若手にはあります。そのためには、まず叱ることを恐れてはいけない。若手社員は、美人と同じです。美人とつきあうなら、ちやほやしてはいけないのです。美人はちやほやされることになれていますから、それほど効果がないのです。それよりは、悪いところはどんどん指摘してやるくらいの強引な男に、美人は心を許してしまうものなのです。
中谷彰宏
参考にした書籍