　創建は１１９２年（頼朝鎌倉幕府創設の年）、意久阿蘭の造立によるものと、言い伝えられているが、それを証する記録は残されていない。

　宗派は、天台宗として開山したが、１４７４年３月９日、絵蓮社独誉九工上人が、浄土宗に改宗した。

　寛永年間、相模川の大洪水によって、関口村、民家耕地と共に、総てを流失した。この災害で、寺宝、記録を流失した。現在の大信寺は、建物流失から３１年目に、嵯峨山を伐して再建したものである。