妙昌寺(日蓮宗)
厚木市愛名  標高 49.7m
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 今から千年前に書かれた「和名抄」に国名・郡名・郷名が記載されています。相模国愛甲郡の内に6つの郷があるが、その一つに英那郷がある。この英那はあいなと読み現在の厚木市愛名の地方であると思われます。
 この地に日蓮宗の妙昌寺があり、室町日時代の初め法華宗の僧日朝の開山にによります。そしてこの寺の墓域に跡部茂右衛門の墓があります。
 跡部氏はもと甲州武田氏の家臣でしたが、武田氏滅亡後徳川氏に仕え旗本となりました。
 愛甲村は土その所領の一部で、万延2年茂右市衛門の子孫、跡部相模守正厚が先祖250年遠忌の供養のために建立したものが現在の墓碑です。妙昌寺となり鎮守諏訪神社はもと高松山にあり高松明神と称しました。
 「厚木の観光ポケットブック」(厚木市観光政策課発行)