熊野神社
鎌倉市浄妙寺3-8-55 標高 53.5m
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 祭神:天宇頭女神(あめのうづめのかみ)、伊弉諾命(いざなぎのみこと)、伊弉冊命(いざなみのみこと)


 創建年代は不詳ですが、応永年間(1395~1427年)及び永正年間(1504~1520)に社殿を再建したと伝えられ、隣接する浄妙寺が1188年密教寺院として創建していることから、1188年頃には創建されたものと推定できる。


 鎌倉時代、後鳥羽上皇は建久九年(1198)に十九歳で譲位した年から熊野御幸をはじめて28回行った。その後も亀山上皇まで多くの皇后や女院の御幸があった。
 皇族や貴族だけではなく、平惟盛(たいらのこれもり)などの武士、足利義満(よしみつ)の側室北野殿などの女性も参詣した。平安時代後期から阿弥陀信仰が強まり、浄土教が盛んになると、熊野の地は浄土と見なされるようになった。
 さらに、朝廷の支持を得た熊野信仰は国家安穏の神としてだけでなく、修験者の病気快復の祈祷によって無病息災、延命長寿の神として全国に広まり、熊野神社が各地に勧請された。
     一気に登ります




 拝殿内部。
 拝殿の後ろに、本殿がちゃんとあります。
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