東勝寺跡 → 宝戒寺へ
距離:450m  標高 出発:26.2m 到着:11.0m 最高:26.2m 最低:7.1m
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 東勝寺跡
 道なりに下っていきます。ほぼ真っ直ぐです。












 真っ直ぐ。
 先の橋を渡ります。
 「東勝寺橋」を渡ります。
【東勝寺橋の伝説】

 青砥藤綱は鎌倉時代の武士で公平な裁判を行ったといわれる人。藤綱がある夜、出かけてたとき、十文を滑川に落としてしまいました。普通の人ならわずか十文(今の約100円)ばかりと、そのままにしておい
たでしょうが、藤綱は松明(たいまつ)を買ってこさせ、大勢の家来に持たせて、川の中から探し出させたということです。このときの松明代が五十文もしたので、人々は、
「藤綱は十文の得をするために、五十文の損をした。」


















 東勝寺橋。
 この先、右へ。
 (右折後)真っ直ぐ。
といって大笑いをしました。藤綱はこれを伝え聞いて、
「おまえ達は世の中の損ということを考えたことはないのか。人々に恵むという心を持っていないのか。もし、銭十文をすぐに探せなかったら、銭十文は永久に滑川の底に沈んでしまったであろう。だが私の買った
松明の代金の五十文は、商人の手から手へ伝わって、長くなくなることはないだろう。」
と語り、その不心得をさとしたので、笑った人々も感心しました。

鎌倉市教育委員会発行「かまくら子ども風土記」より