元寇では文永の役(1274)、弘安の役(1281)の二回も神風を起こし、国を救ったのである。さらに、幕末の文久三年(1863)には、孝明(こうめい)天皇は石清水八幡宮へ攘夷(じょうい)祈願の行幸を行っている。
このためか? 二回も神風を起こし、国を救ったのである。
さらに、お不動さんを庶民に浸透させたのは鎌倉末期の元寇だった。この国難に対し、全国各地で敵国退散の呪法(じゅほう)が行われたが、この時、日本軍を助けに不動明王が走って行く「走り不動」が描かれたりした。
日蓮宗系では、お題目と曼荼躍を重要視しています。基礎となる仏典が『法華経』ですので、あらゆる仏さまがでてきそうですが、実際には仏像をあまり重視しません。
したがって、古寺巡礼で有名な仏像や仏画、文化財でいう美術工芸品などのリストを作る場合でも、日莲宗のお寺は意外に少ないのでおどろきます。信仰の面ではいずれの時代でも活躍しているにもかかわらず、日蓮宗は、文化財という意味では、他の宗派と比べてそれが少ないのです。
(「古寺めぐりの仏教常識」より)