左
下
段
へ
少し広めの道になります。
道正面の右側に、文字が刻み込まれた岩があります。
ここを右に入ります。
(真っ直ぐ行くのがむかしの登山道ですが、多分出口が笹でふさがっています。)
梵字が刻まれています。
上の文字=梵字の「阿a」なのでしょか、すべての文字の母。
下左の文字=梵字の「麽ma」なのでしょうか、人と法の主体、祈りによる幸い。
下右の文字=梵字の「吽un」阿弥陀如来を象徴するシンボルで、しめくくりの音。
左
下
段
へ
この岩の右を、ほぼ真っ直ぐ行きます。
“けもの道”状態になります。右の谷に登山道が通っているので、その道と合流するように進みます。(数十年前の一時期は整備されていたのですが、)
もう道はないのですが、むかし道があったと思えるところを行きます。
それほど登り下りのないルートを行きます。
始めの「南無」は、敬意、尊敬、崇敬をあらわす感嘆詞。
右 =「南無観世音菩薩」
中央=「南無阿弥陀仏」
左 =「南無大勢至菩薩」と刻んであるのでしょうか
「南無観世音菩薩」… 衆生の声を聞き、その求めに応じて救いの手をさしのべる菩薩。
「南無阿弥陀仏」… 無明の現世をあまねく照らす光の仏。
「南無大勢至菩薩」… 人々の無知を救う仏の智慧を象徴した菩薩。