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PHP文庫
2010/05/24
か05-55
加藤諦三
心のかよわせ方
絆を深める心理学
 人の評価を常に気にしてしまう。自分がどうしたいのかわからない。我慢するのはいつも私だ。−−−心のふれあいを知らない人は、自己不在を感じながら、立派な人を演じ、相手に尽くしながら、実は自分を売り込んで生きている。本書はその特徴的な言動とそこに至る原因を心理学的に分析し、安らぎを感じる生き方を説く。心が淋しく空虚に感じているすべての人へ。『「ふれあい探し」の心理』を改題。
 心を通わせるための最大の障害は憎しみの感情である。先ず何よりも自分の心から憎しみの感情を取ることが心を通わせるための前提条件である。心に憎しみがある人も別に憎しみの人になろうとしてなったわけではない。小さい頃から傷つき続けて気がついてみたら憎しみの人になっていたということである。そして傷つき続けたのはその人がやさしい心を持っていたからであり、誠実な人であったからであろう。
                   本書「文庫版まえがき」より
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初版発行日
著者
題名
副題
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参考
備考
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掲載日
標               題
23/05/02 人づきあいがうまくいかない!