Topへ
文藝春秋
2013/11/10
YBUNG
ai01-01
磯田道史
江戸の備忘録
 歴史には勘所というものがある。やみくもに、史実をおぼえていけば、歴史がわかるというものではない。山には、山の登り方があるように、歴史にも、歴史のたどり方がある。ちょうど尾根筋をのぼっていく登山道のように、それをとりあげると、この国の歴史全体を見渡すのに、ちょうどいい視界を、われわれが確保できるような史実や人物や逸話というものがある。
 史実は、どこにでも転がっているから、歴史を学んだり調べたりする道は、登山道と同じように、いくらもある。しかし、せっかく歴史を見物するのであれば、なるべく見晴らしのよい歴史の散歩道をのぼってゆきたいものである。わざわざ、人生の大切な時間をついやして、読むならば、いろんな歴史的意味が、そこに含まれているような史話であったり、その人物のことを考えることによって、われわれが生きている現代の社会にものすごく大きなヒントがあたえられたりする伝記であったほうがよい。
発行所
書籍CD
初版発行日
著者
題名
副題
解説
紹介
参考
備考
Blog
掲載日
標               題
26/06/25 辛い食べ物がブームの現在、辛そうな赤色でデザインが盛ん!