人を使う立場にある人は、つとめて長所をみること!
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 相手の「長所」や「努力」をきちんと見れないのは、「自分が優位に立ちたい」という本能が、遺伝子に組み込まれているのでしょうか?

 食べ物を優先的に確保し、生き残るための機能として備わったのでしょうか?

 そうだとすると、個人個人がそれぞれ孤立して生きたためでょう。

 集団で暮らすようになった歴史が遺伝子に組み込まれるには、まだまだ短いのでしょうか?
マ01-02
松本 順
 かつて良寛和尚は「いかなるが苦しきものと問うならば、人を距つる心と答えよ」と一句詠んだが、だれも好きこのんで人を距てているわけではないが、現在の人と人との距離は良寛和尚の時代の比ではない。その乖離現象はひどくなりこそすれ、決して縮まるものではない。「部下の心がつかめない」「何を考えているのかわからない」と口にするリーダーは、早晩自滅することになるのではないか。だからこそリーダーの日常業務のかなりの重要な役割から「人心掌握」を欠落させてはならない時代なのである。
マ05-07
松下幸之助
 非常に知恵、才覚において人にすぐれた首脳者であっても、この店を経営しよう、会社を経営しようということに熱意がなければ、そのもとにいる人も、「この人の下で大いに働こう」という気分になりにくいのではないだろうか。そうなっては、せっかくの知恵、才覚もなきにひとしいものになってしまう。やはり、みずからは他に何ももっていなくとも、経営に対する熱意だけは保持していなくてはならない。そうすれば、自分には何もなくても、知恵ある人は知恵を、力ある人は力を、才覚ある人は才覚を出して、それぞれに協力してくれるだろう。
か24-03
樺 旦純
 「あんな上司、もう顔も見たくない!」……私たちの日常生活では「相性が悪い」とわかっていても、なんとかうまく切り抜けなければならない状況がほとんどだ。どうすればうまくやっていけるのか? 自分が傷つかず、しかも関係を悪くしない方法がないだろうか? 自分が苦手としているのはどんな人なのか、また、その相手がどんな性格で、どんなものの考え方をするのか、さまざまなケースについて知っておくことは必要だ。本書では苦手なタイプにどう対処したらようかを具体的に紹介している。「好き嫌い」の感情をうまくコントロールし、なるべくストレスをためずに人間関係をスムーズにするヒントが見つかるはずだ。