「“つまらない”ことは修行」と、日本社会の中で位置づけられると、また一歩、日本人の進歩の可能性が広がるのでしょう。

　もちろん、今までも“ものづくり”においては、“つまらない”こと改善し発展してきました。

　「つまらない」は、社会に定着し、目新しさがなく、いわゆる“古い”とされているものです。

　しかし、各地域でかって守り伝えられていた風土は、その地域で住む人々が、永続して生き続ける知恵を積み重ねた歴史なのでしょう。

　「つまらない＝修行」とし、その“つまらなさ”を、より改善する文化があってもよいのではないでしょうか！