自分に力がないとムリをする!
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 「自信」は、なかなか手に入れることができないものですね。

 数十万年におよぶ人類の歴史がありながら、いまだに自信を手に入れることができないですね。

 というより、変化する環境の中でも、その変化について行けるようにと、変化に敏感になるような機能を、人間に組み込んだのでしょうか。

 その機能が「不安」なのでしょうか。

 不安は、「環境が変化しているよ、工夫をしないと生き残れないよ」と、警告しているのでしょうか!
カ05-08
加藤諦三
  あなたの弱さを見抜いた人が、あなたをどのように操作してきたか……それがこの本を読んで理解できれば、自分の自身のなさは人によって作られてきたものにすぎないとも理解できてくるはずである。そして、小さい頃からの自分の心理的挫折を理解できた時、朗らかな気持ちで生きることができるようになる。自分をどう感じるか、自分に自身が持てる持てないかなどということは、元をたどれば案外簡単なことが原因と成っているのである。
な05-08
永崎一則
 人間はことばのムチで鍛えられて成長する、という私の思いは、長い間ずっと変わっていない。自分のここまで歩いてきた道をふり返ってみても、このことを否定する材料は見当たらない。人との出会い、本との出会い、その中でかわされたことばとの出会いによって、今日こうなったということは、まぎれもない事実である。
 このようなことばを、今後の自分の指針として記録しておきたい。また、あとに続く子供や後輩たちに親しく語りかけてみたい。そんな衝動にかられ、電車の中や待ち時間に、ふとペンを走らせまとめたものが、本書である。
え02-05
江坂 彰/堀田 力
 この対談がどれだけ出世のお役に立てるか私には自信がないが、部下をいわれなく不幸にしない、いい上司になっていただくのには必ず役立つと信じている。(堀田 力)
 お互いの体験を通じて、権力の息苦しいにおいを感じさせない理想の上司像から、もうそこまでやってきたサラリーマン二毛作時代を、こわがらず、背中をシャンと伸ばして生きるコツまでしゃべり合った。(江坂 彰)