もっと光を!(J・ゲーテ)
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 「宗教というもを、どう理解するか」という問題は、難しい問題ですね。

 為政者は権力の維持拡大のため宗教を利用してきました。

 その手法が宗教の中心を占めてきた経緯があります。

 死後の世界を“良いもの”と印象づけることで、戦の時に捨て身の戦法を行わせる。

 また、“生まれ変わる”という考え方も、捨て身の戦法に利用されました。

 イスラム社会の諺に「人の命は山よりも重く、羽根よりも軽い」とか、「愛する人を殺された悲しみは山より重く、あだ討ちのための自分の命は羽根より軽い」というものもあるようです!
い38-02
飯田史彦
 自分という存在の価値……誰もが、それを自分自身の力によって、発見したり、想像したりできるようになれば、毎日が「生きがい」に満ちたものになるのではないか……そして、同じように、自分以外の人々の価値も発見したり、想像したりできるようになれば、嫌ったり憎んだりせずにすむのではないか……自分の考えは、甘すぎるのかもしれないけれど、きっと世界中に、同じ考えの専門家たちがあふれているはずだ……。こうして私は、「生きがい」を探求する旅の途中で、ここでもまた、新たな宿題を与えられました。
も22-05
茂木健一郎
 鹿島神宮に実在する要石は地表に出ている部分は小さいが、掘り進めていくとどんどん大きくなって、掘っても掘りきれないという。人間の脳も同じで、わかったと思ってもそれは入り口に過ぎない。だから自分を決めつけないことが大切だと著者は語る。本書では、「脳の個性は、本人もわからない」「自分を知るための出会いを持つ」など、人生を深めるためのヒントが満載。ベストセラー待望の文庫化。
ね01-01
根本 浩
 生きるのが辛い、恋人や友達との関係がうまくいかない、仕事が楽しくない……。誰の人生にもこんな状況が続き、辛い気持ちになることがあるものです。本書では、「自分なんてタフだ」と思ってしまったとき、心を救う賢者たちの言葉を紹介します。何百年も前から伝わり、人々の心を癒し続けてきた短い言葉に触れることで、辛さが和らいでいくでしょう。穏やかな心を取り戻せる本。文庫書き下ろし。