ヒ04-02 土光敏夫 信念の言葉 |
きょうという日は、すべての人にとって平等に訪れるかけがえのない一日である。自己の人生にとって初めて訪れた日であり、またけっして再び訪れることのない日でもある。 だから、この一日を粗末に過す人は、毎日を粗末に過し、一生を粗末に過すことに通ずる。 一日一日にけじめをつけていこう。きょうのことは、きょうやってしまおう。これは、忙しいとか暇があるとかの時間の問題ではない。志の問題である。 「あしたにしよう」という弱い心に、自ら鞭を打て。あしたという日には、またあしたやるべきことが待っている。 |
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PHP研究所 | ||
わ11-01 女性が元気になる心理学 |
多くの女性にとって、心理学と聞くと、「興味はあるけれど、難しそう」と考えているのではないでしょうか? この本では、もちろん、多少難しいことばは使いますが、そういう場合にもなるべく、実例やていねいな解説をつけて、誰にでもわかる、納得できる心理学を目指しました。 人の気持ちを理解できたり、自分の不安の招待などがわかれば、対人関係もよくなるし、自分の感情のコントロールもうまくいく可能性は高まります。つまり、心理学の知識を得ることは、よりよく生きるための有効なガイドになるはずです。 |
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和田秀樹 | ||
な05-08 人はことばに励まされ、ことばで鍛えられる |
人間はことばのムチで鍛えられて成長する、という私の思いは、長い間ずっと変わっていない。自分のここまで歩いてきた道をふり返ってみても、このことを否定する材料は見当たらない。人との出会い、本との出会い、その中でかわされたことばとの出会いによって、今日こうなったということは、まぎれもない事実である。 このようなことばを、今後の自分の指針として記録しておきたい。また、あとに続く子供や後輩たちに親しく語りかけてみたい。そんな衝動にかられ、電車の中や待ち時間に、ふとペンを走らせまとめたものが、本書である。 |
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永崎一則 |