よい情報か悪い情報か、分析・判断する能力がなくては困る!
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 “自分に都合の良い情報”については、どうしても注意がおろそかになりやすい。

 特に注意したいですね!
さ15-13

読顔力
 あの人の考えていることがわかったら…。あの人のホンネが読めたら…。そんなマジックのような「ワザ」の数々を、「表情を読む」パフォーマンス研究の第一人者が大公開! 正確な表情の分析、そしてそれに基づいた適切な対処。これができればよりよい人間関係を築くことも、スピーディーかつ間違いのない仕事も可能になること請け合いです。『一瞬の表情で人を見抜く法』を再構成し改題。
佐藤綾子
さ06-06

心のウサが晴れる本
 「ウサ」を感じない人などむろん一人もいないだろう。かりに「ウサ」などしらないなどと言う人がいたら、その人は人間とは言えないかも知れない。それは劣等感のない人間、嫉妬心のない人間が人間とは言えないのと同じである。(中略)
 その「ウサ」を晴らすためにはいつまでも「ウサ」の場にとどまっていずに、早くそこから「飛び立つ」ことを考えなければならない。
 その「飛び立ち」方をこれから本書でお互いに研究してみたいと思う。
斎藤茂太
ヨ03-01

なぜ「他人の眼」が気になるのか
 私たち日本人はとくに他人の存在や眼が気になる国民である。かつて、文化人類学者のルース・ベネディクトは日本の文化を西洋の「罪の文化」と対比させ「恥の文化」と呼んだ。他人から後指をさされないよう、あざけられないよう、馬鹿にされないように行動するというのである。自分自身の判断よりも、他人がどう思うかが大切なのである。恥をかくことがもっとも屈辱的なことなのである。……このようなベネディクトの主張が正しいかどうかは別にしても、私たち日本人は他人を意識し過ぎていると思われる。
依田 明