AかBか迷ったら、無難なほうを捨てる!
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 古くからの商売人の町には“リスクを取る”風土が、地下に流れていたような気がする。

 失敗しても立ち直る“しぶとさ”もあったような気がする!
ア02-01

商人(あきんど)の知恵袋
 技術の進歩には目覚しいものがあり、OAや産業ロボットの普及、INS(高度情報通信システム〉の実用化等、新しいテクノロジーが我々の社会に浸透しつつある。しかしそうなればなるほど、人間の意識を中心とする管理のあり方が技術革新におとらず重視されよう。  …(中略)…
 本書を日本の過ぎし時代の商人の単なる知恵の集大成としてではなく、我々の先人の残してくれた汲めども尽きない知恵袋として、味読し、味得されて、今からの事業の発展に資せられることを読者におすすめしたい。
青野豊作
エ02-01

人格格差の時代
 邑井先生は、「男たるもの、生活のために働くなどという考え方は捨て、自分のためにノビノビと働くようでありたい」と言っておられる。もちろん、家族を路頭に迷わすことなどあってはならないが、家族を養うためにのみ、汲々とするようなスケールの小さい人生にはしたくないものである。
 また、先生は「人間は根明でなければいけない」あるいは「仕事・人生は楽しくなければいけない」という考えを持っておられる。
 このような考え方を頭の中において読むと、さらに面白く読めるはずである。
邑井 操
な11-02

運を見方にする達人
 人にはそれぞれ「守護神」がついている。自分の「守護神」の存在を知っていて、「守護神」の力を借りることのできる人が、運が強い人なのだ。運を味方にできる人とは、「守護神」を味方にできる人なのだ。
 「守護神」とは何だろうか。「守護神」とは「前世」の自分である。……「前世」つまり、今の自分の「守護神」を探すということは、本当の自分を探すということなのだ。
中谷彰宏