子供の時から、相手の立場に立ってものを考える習慣を!
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 子供に「他人に迷惑をかけてはいけない」と言っても何もわからない。

 私が子供の頃、母は「人に絶対ケガをさせてはならない」といって、チャンバラ遊びでも新聞紙を丸めたものでしか遊ばせなかった。

 飛び道具(弓矢やゴム銃など)も絶対に禁止だった。

 自分で自分がケガをすることについては、母は何も言わず、ただ治療をしてくれた。
ア01-01

逆説の論理
 日本人自身が否定し忘れ去ってきた独特の思考方法や生活様式の中にこそ、不確実、不連続な時代を生き抜くためのすばらしい英知が秘められているのだ。――「乱暴狼籍のすすめ」、「見栄のすすめ」、「ぜいたくのすすめ」など、現代人の常識に大胆に挑戦し、日本人の知恵を再発掘、再評価することによって、これからの困難な時代の行動基準を提示する注目の書
会田雄次
と17-01

子どもが育つ魔法の言葉
 世界22カ国で愛読され、日本でも120万部を超えるべストセラーとなった子育てバイブル、待望の文庫化! 子育てでもっとも大切なことは何か、どんな親になればいいのかというヒントが、この本にあります。「見つめてあげれば、子どもは、頑張り屋になる」「けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる」など、シンプルな言葉の中に、誰もが共感できる子育ての知恵がちりばめられています。
ドロシー・ロー・ノルト/レイチャル・ハリス
か29-03

「きょうだい」の上手な育て方
二人目の子どもが生まれると、二倍以上の負担に耐えられるのか、公平に育てられるのか、いろいろ心配や気掛かりが増えるものです。でも、お母さんが決して子どもたちを比べず、それぞれの持ち味を認めることを心がければ、兄弟姉妹がいること精神的タフさを身につけ、他人への思いやりにあふれた子どもに成長していくものです。仲のよいきょうだいに育つことを願うお母さんに贈る一冊。
金盛浦子
さ06-15

10代の子供のしつけ方
 携帯電話やパソコンに限らず、子供が機械ばかりに慣れてしまうのは考えものである。機械というものはなんでも人間のいうことをきいてくれるものだ。反抗したり、異を唱えることはない。しかし、生身の人間との付き合いではそうはいかない。機械ばかり使っている人は、相手が自分の思う通りに行動しないことにいらだつようになるのである。栃木県で女性教師を刺殺した少年は、ナイフを出したら相手が怖がるだろうと思ったら、平然としていたのでカッとなって……、と語っている。これも、相手が自分の予想外の反応を示したことへの対応能力の欠如といっていいだろう。
斎藤茂太