|  | モ04-01 
 「自分づくり」の方法
 | これからは、物づくりから人づくりへ、経済から文化へ、ハードウェアからソフトウェアへ、 さらにヒューマンウェアへと重点は移行してゆくように思われます。そうなると、その中心課題として、ますます「自分づくり」が重要になってきます。
 その意味で、このたび守谷さんの『「自分づくり」の方法』がPHP文庫に収録されるようになったのは、まことに時宜を得たものと言えましょう。大へんよろこばしいことです。この本を読まれた方々が、これをヒントにして、自分なりの「自分づくり」をされるようになれば、すばらしいことです。
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          | 守谷雄司 | 
        
          |  | か24-03 
 ウマが合う人、合わない人
 | 「あんな上司、もう顔も見たくない!」……私たちの日常生活では「相性が悪い」とわかっていても、なんとかうまく切り抜けなければならない状況がほとんどだ。どうすればうまくやっていけるのか? 自分が傷つかず、しかも関係を悪くしない方法がないだろうか? 自分が苦手としているのはどんな人なのか、また、その相手がどんな性格で、どんなものの考え方をするのか、さまざまなケースについて知っておくことは必要だ。本書では苦手なタイプにどう対処したらようかを具体的に紹介している。「好き嫌い」の感情をうまくコントロールし、なるべくストレスをためずに人間関係をスムーズにするヒントが見つかるはずだ。 | 
        
          | 樺 旦純 | 
        
          |  | か05-24 
 人を動かす心理学
 | シーベリーは「修羅場をはじめにつくれ」といっている。私はこの「修羅場をはじめにつくれ」という言葉はつぎの意味で至言だと思っている。修羅場が大切な理由はこういうことだ。修羅場を通して人が見える。修羅場がなければみんないい人なのである。修羅場がなければみんな勇気ある人を演じられる。修羅場ではじめて弱い人が見える。ずるく立ち回る人が見える。日ごろ派手なことはしないが逃げない人が見える。そのようなことがわかってはじめて人の上に立って仕事ができる。修羅場こそ人を見る絶好の機会なのである。 | 
      
          | 加藤諦三 | 
      
          |  | タ11-11 
 葉隠を読む
 | 戦後の日本はいわば泰平の中、敗戦による混乱、旧支配者層の崩壊、技術革新等々によって各種の矛盾、対立を抱懐させつつ、社会が激変を重ねつつ、富み栄えて行くという、まことに不思議、かつ興味深い時代であった。竹井氏は、この戦後を見事に生き抜き、大成功をおさめた一代風雲児である。その生涯は波乱万丈、その事業も痛快無比だ。 したがって、この著は(葉隠れの著者の)定朝と(竹井氏が)自由自在に語り合っているという趣がある。私はこの本を、二大怪人……怪人物のぶつかり合いとしてこの上なく面白く読んだ。
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          | 竹井博友 |