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「悪いことは悪い」という当然のことを学ばせること!
ま14-01

なぜ心が病むのか
 心の悩みが物の豊富さでは解決できないことを一番よく知っているのは現代の若者であろう。次いで、現代の子供たちを育てる中で次第に気づきはじめている親たちであろう。心のストレスは、物の豊富さにむしろ比例して増えていくことが明らかになっているのである。……これほどまでに文明が進んでも、私たちは素顔の心と心の接触でしか心のストレスが癒しきれないことを、今まさに実感しなければならない。と同時にそれを大事にしなければならない時代になってきている。
町沢静夫
サ14-02

嫌いな人とどうつきあうか
 嫌悪感の原因が、ささいなことやアクシデントにあることが分かったら、その人を根っから嫌いにはならないでしょう。本当に嫌いにならないかぎり、人はつきあうものです。つきあえば、前述したように好意も生まれ、少々の嫌悪感は忘れてしまいます。新しい関係が展開され、古いことをカバーしていきます。とにかく、つきあうことが大事なのです。そのためには嫌わないこと、そしてそのためには、嫌いになる原因を知っておくことです。対人心理学はこの点で役に立つといえます。
齊藤 勇
し23-01

幸福力
 「あなたは、いま幸福ですか?」と問われて、「ハイ」と答えられる人はどれくらいいるでしょうか。経済的に恵まれ、広い庭のある家に住み、健康にも問題がない人でも、幸福と感じない人もいれば、重い病で病床にある人でも幸福を感じる人もいます。この違いはどこからくるのでしょうか。人は皆、幸福になれる「力」を侍っています。その力に気づくことが幸福への道です。これはその道案内の本なのです。
篠原佳年
ひ07-10

ゆっくり子育て事典
 子供が「すなお」で「よい子」に育つことを望まない親はいないでしょう。しかし「よい子」とは、親の言いつけを何でもハイ、ハイと聞き入れる子供のことではありません。人を思いやる気持ちと積極性、友達と仲良くできる社会性、そして知識の4つをバランスよく身につけた子供こそ、まさによい子なのです。子供の可能性を最大限に伸ばす子育てバイブル。『子どもの心の伸ばし方事典』を改題。
平井信義
参考にした書籍