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社会に“階層”を持ち込む場合は、哲学が必要!
と14-01

いじめと妬(ねた)み
 一人の少年が、いじめを苦にして自殺した。遺書には、「いじめた子どもを責めないで欲しい、すべては自分が悪いからこうなった」と記されていた。「すべては自分が悪い」と書き遺された言葉には、戦後日本の歪みが見え隠れする。なぜ
「自尊心のために戦う尊さ」をも失ってしまったのか。口先の平和主義、そして悪平等主義に覆われた教育界にメスを入れ、日本人の精神構造に鋭く迫った対論集。
土居健郎   渡部昇一 

シ01-03

負けない・辞めない・あわてない
私はサラリーマンとして20年の経験をした後で、自由業に転じてみて、改めて組織の力の強さが分かった、また、組織をよく動かすために歯車の一つ一つがどんなに規制されなければならないかも。
ここにサラリーマンの生きがいとむづかしさがある。いまさら言うまでもないが、サラリーマンという職業は、つまらない凡々たるものでもないし、同時にまた気楽な商売でも断じてないのである。
塩田丸男
ワ02-01

指導力の研究
 渡部昇一の述作は常に明快であり、誤解の余地なく率直に説き進められている。その文体は一貫して明朗闊達であり、直接の読者へ語りかける呼吸を失わない。なかでも本書は座談会的な発想が躍動し、読者を飽かせぬ話術が見事である。
渡部昇一
ツ02-01

老荘思想入門
本書を通読すると、四つの面があることに気がつく,第一は,著者の豊富な読書量から生まれた、古今東西、和漢洋にまたがる該博な知識の部分。第二は、「老荘」の原典を平易に説いた口語訳の部分。第三は、ご自分の身近な体験を述べられた部分。そして第四は、永年の学問研究から導き出された、学究的、考証的部分である。
読者は、それぞれの興味関心によって、そのどこにウエイトを置いて読んで差支えない。「老子」「荘子」が、読者にいろいろな考え方があることを教えるように、この本も、読み手如何によって、さまざまな読み方が可能である。
月洞 譲
た05-06

人生を楽しむコツ
 「自分をわかってくれない」と不平を持っている人がたくさんいます。しかし、世阿弥に言わせれば、そういうことを言っているようでは「本当の名人」ではないのです。目利かずにわかってもらうためには、目利かずの人を軽蔑しないで、その人々の感受性というものにシンパシーを持たなければいけません。そして、そこに的確に自分の藝……ビジネスマンならば仕事ですが……を当てていくという努力があって、目利きにも目利かずにもわかってもらえるようになります。
谷沢永一
/渡部昇一
こ30-02

あなたに奇跡を起こす小さな100の智恵
 人生には必ず「成功するための原則」がある。その原則を実際の生活に実践すると、人間関係は良好になり、私生活でも仕事でも、不思議なほどものごとが思い通りに運ぶようになるという。「仕事だから……という言い訳をやめる」「手柄を気前よく分け与える」「相手が見ているものを見る」など、意外だけれど今すぐできる「成功の原則」を大公開!理想の人生へのバイブル第二弾、ついに文庫化。
コリン・ターナー
ほ07-02

内向的人間だからうまくいく
 「内向型の人は、アイデア力・繊細な感受性・洞察力・生真面目さ・孤独への強さ・知性・奉仕心、という七つの武器を持っている」---
 マイナスイメージで語られやすい“内向型人間”。しかし著者は、彼らこそすばらしい美質があり、それを認めて生かせば人生の充実感が生まれてくると語る。そのままの自分を受け入れ、自信をもって歩めるようになるヒント。『内向型人間の生き方にはコツがある』を改題。
本多信一
参考にした書籍