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わ07-01
わかっちゃいるけどやめられない心理 |
ギャンブルをしていると、日常性を超えたハレ(お祭り)の勝負で、もしかしたら自分の人生が変わるのではないかという密かな期待が高まります。破滅へと誘う可能性が高い中で、むしろ実在の生命感が高まっていき、ギャンブルは自分の運命への挑戦だという大それた気持ちになっていきます。「日常性を超えた賭けは、人生に対するチャレンジだ!」そんな感覚が、ギャンブルにやみつきにさせてしまう正体なのです。 |
渡辺 登 |
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わ01-07
目に見えないけれど大切なもの |
小さな誤解をうけて心が波立つ時。思いがけない挫折にあい、人生にポッカリ穴があいたような気がする日---人は皆、傷いっぱいの日常を生きています。あなたのみじめさやむなしさ、孤独感はきっと、たくましくしなやかな自分を育てる糧になるでしょう。本書は、ひとりの人間としてのシスタ一の日常や、病の経験から学んだことを飾らず、ありのまま綴る珠玉の随想集。愛と励ましの言葉がここにあります。 |
渡辺和子 |
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か05-30
行動してみることで人生は開ける |
世界に向かって自分を開くためには、どんなことでも、とにかくはじめてみることである。ごくごく軽い気持ちで、新しい行動をしてみることがきわめて大切なのである。
たとえば、日常的な挨拶をよくする、ということでもよい。「ありがとう」「お大事に」「ご苦労さま」「お疲れさま」「お気をつけて」……このような他人を思いやる言葉を常にいうことのなかで、自ずと心のなかに他人への思いやりが生まれてくるということもある。そうすれば、世界はまた違って映るものである。そしてそれが次の行動につながっていくのである。 |
加藤諦三 |