文学記念室
尾道市東土堂町  標高:49.9m
ウォーキング地図へ
 庭付きの木造平屋建、桟瓦葺で数寄屋造りの建物で、東棟・西棟・茶室からなり、いくつかの部屋では当初から茶会ができるように設計されています。
 1912年~1928年かけて増改築され現在の形となっています。

 福井家の希望により、1998年に市が建物並びに庭園を整備し、文学記念室として公開。 2004年9月10日、旧福井家住宅(尾道市文学記念室)主屋・茶室・土蔵として、国の登録有形文化財に登録されました。

 『放浪記』の林芙美子の復元された書斎や『怪傑黒頭巾』の高垣眸の作品など、尾道にゆかりのある作家たちの資料を見学でき、特に、林芙美子については東京の家にあった書斎が再現されています。また、中村憲吉の遺作も展示しています。

 また、この建物は、映画「太陽は泣かない」(1976年飯塚二郎)、「あの、夏の日」(1998年大林宣彦)のロケ地でもあります。

 ここからの尾道の眺めもなかなかのものです。
 昔の文化人は、坂道を登るつらさより、景色を見る楽しみが優先するのですね。




「緑の地平線」楽譜 原作者 横山 美智子

 尾道市久保尼寺小路(現在の笠井病院近く)に生まれる。1908年、尾道女子高等小学校(現在の久保小学校)を卒業。その二年後文学を志して上京。1917年に横山寿篤と結婚。
 「快傑黒頭巾」の一節が刻んであります。
1934年、小説『緑の地平線』が朝日新聞の懸賞小説に当選。翌1935にはこのデビュー作は日活より「緑の地平線」の題で映画化される。女流作家にしては美人過ぎたといわれる。
天寧寺塔へ A: B:  光明寺へ A: B:  志賀直哉旧居へ:  宝土寺へ:
1頁へ  2頁へ  3頁へ