情報を他人とおなじように受け止めていたら駄目だ!
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 情報を受け取ったとき、どのような解釈ができるか。

 このセンスを磨くのはかなり厄介なことです。

 2、3日前、ふと気がついたのが、「瀬戸内」の解釈です。

 「瀬戸」を検索したとき、「瀬戸際(せとぎわ)」が出てきました。その時、“瀬戸際”を一歩踏み込んでしまうと「瀬戸内」になるなぁー、と気がつきました。

 “手こぎ”あるいは、未発達の“帆”の船では、潮流や干満の激しい瀬戸内海は、非常に危険な海であったのだ。

 そのため、むかし、朝鮮から鉄を輸入していたとき、敦賀などの日本海の港から陸路で山越えし、山陽側に運んでいたのか。

 と分かりました!
モ05-01
本明 寛
 真の豊かさとは何か? 私はこう思う。それは心の豊かさであり、心のゆとり、あるいは精神的貯蓄の大きいことだと思うのである。心の貧しい人に、その貯蓄をわけ与えるほどの豊かさをもつことが目標である。心の豊かな人は、かかわりをもっている、より多くの人と交流がある。人から愛され、人から尊敬される魅力をもっている。
 人を愛そう、人を信頼しよう、そしてときどき自分のしていることを自覚しよう。できることなら、他人に与える機会があれば、精神的貯蓄を分け与えよう。
と01-14
童門冬二
 武蔵は、「強い精神のもちぬし」とされ、スーパースターだと思われている。わたしはそうは思わない。実はわたしたちとおなじように、気が弱く、きずつきやすく、他者との人間関係にくるしみぬいた。
 しかし、彼はそのひとつひとつに真正面からむきあい、解決策をしぼり出し、それを自分を支える哲学に確立していた。しかも自利(エゴイズム)だけでなく利他(他人への愛)を十分に踏まえていた。
 この本は混迷するわたしたちへの、宮本武蔵からのあたたかいエールである。
か21-10
川北義則
 人生最大の分岐点は40代である。なぜなら40代の過ごし方次第で、そこから人間としてグンと伸びて「本物の大人」になれる人と、そのまま成長が止まってしまう人に分かれてしまうからだ。本書は、生きる楽しさを与える人気エッセイストの著者が「人生・大人・仕事・家庭」の4つの面から、人生を愉しく有意義なものにする考え方を紹介。50代からの人生を輝かしいものにしたい人に読んでほしい本。