国民性ができあがる過程!
Topへ
 “国民性”というものは、その土地が置かれている環境の中で、苦しい経験をもとに、生き残りのために作り上げてきた文化なのですね。

 日本の文化も、アフリカで生まれた人類が、生き残りのため、世界中に分散していく過程で、弱いため、だんだん東に追いやられ、アジア大陸の端の日本にたどりつき、生き残るための工夫を繰り返し、弱いものの文化を創り出したのでしょう。

 アフリカや中東の人たちは「奢れるもの久しからず」で、工夫をあまりしなかった。

 それに引き替え、弱いため日本にやってきた人たちは、工夫を重ねた。
 ヨーロッパからアメリカ大陸にやってきた人たちも、やはり弱かったのでしょう。

 「弱いものが工夫を重ねる」が、生き残っていくための真理なのでしょうか!
そ04-23
造事務所 編著
 古い街並みや芸術、音楽……。こんなイメージが強いヨーロッパ。しかし実際の欧州は、多種多様な民族や文化、宗教が混在するカオスのような地域なのだ。本書では、「ケチなのに寄付金だけは惜しまないオランダ人」「夜ふかしなのに超早起きなポーランド人」「ギリシャ人は世界で最も絶倫!?」など、リアルな各国の国民気質を徹底紹介。日本人との意外な共通点もみえてくるかも!? 文庫書き下ろし。