片隅の幸福、小さな平和を求める!
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 戦後の高度成長期には、個性を否定したことで豊かさを手に入れました。

 金太郎飴的(どこを切っても同じ)人間と揶揄されながら成長に貢献した。

 しかし、後世に残るようなものを作り出すことはできなかった。

 そして、いまは個性が求められている。でも、学校に期待してはダメでしょうね!
ア01-04

よみがえれバサラの精神
  (バサラの意味する)「思いのままに行動する」というのは、まさにその言葉通りに、「まま(侭)」なのであり、人事を尽くす、ということにほかならない。中途半端に放縦放蕩をやるのは単なるふしだらであって、バサラとは程遠い、途方もなく生きる、それはすでにして生きることそれ自体への執着をなにほどか超越しているのである。おのれの生=死を一個の冗談に、ただし死活の覚悟に発する冗談にまで昇華させてしまうのがバサラだといえよう。
会田雄次
よ28-01

必ずわかる!「○○主義」事典
 「実存主義」「構造主義」「教条主義」「ミニマリズム」「リバタリアニズム」……。世の中にあふれる「○○主義」「○○イズム」の意味とその相関関係を、政治・生き方・性癖・芸術・権力構造など13のジャンルでわかりやすく解説! 聞いたことはあるけれどきちんと説明できない、知ったかぶりして会話で恥をかきたくない、そんなあなたにおすすめの一冊。『世の中がわかる「○○主義」の基礎知識』を再編集。
吉岡友治
キ04-01

気ままな幸福論
最近、素敵なティ・カップを買いました。イタリアに17世紀から続いている図柄だそうです。小花や果物が全体に散らばっている模様は、一見したところ幼稚に見えますが、300年もの間、人々を飽きさせず、姿を消さなかったデザインには、それなりのものが確かに有ります。
このカップで紅茶を飲みながら、この万年室で手紙を書いたり、原稿を書いたりするのが、今の私の幸福なひとときです。
木村治美