|  | イ06-03 
 中国故事に学ぶ 将たるものの行動学
 | 一時の寂寞、万古の凄涼 「菜根譚」の第一番目にあたる言葉である。(中略)この解釈は省くが、井原さんはこれについて二つの経験を述べている。埼銀時代のこと、コンピュータ導入について十一人のうち十人が反対、賛成は井原さん一人であった。
 常務時代には孤立して今に退任するだろうとまで噂された。それが今日においてはどうか。今やどの銀行もコンピュータを導入している。井原さんの意見は結局は受け入れられた。先見性の勝利であり、まさに“一時の寂寞であった。
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          | 井上隆一 | 
      
          |  | ヒ04-02 
 土光敏夫 信念の言葉
 | きょうという日は、すべての人にとって平等に訪れるかけがえのない一日である。自己の人生にとって初めて訪れた日であり、またけっして再び訪れることのない日でもある。 だから、この一日を粗末に過す人は、毎日を粗末に過し、一生を粗末に過すことに通ずる。
 一日一日にけじめをつけていこう。きょうのことは、きょうやってしまおう。これは、忙しいとか暇があるとかの時間の問題ではない。志の問題である。
 「あしたにしよう」という弱い心に、自ら鞭を打て。あしたという日には、またあしたやるべきことが待っている。
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          | PHP研究所 | 
        
          |  | い28-02 
 新しい日本 新しい経営
 | 新しい日本の姿が模索され、新しい経営のあり方が求められている今、その回答を導き出す拠り所はどこにあるのか。それは、人間として何が正しいか、人間としての原理原則に従って判断し、努力を積み重ねることであるという。京セラを世界的企業に成長させ、DDIを成功に導いた著者が、希望に満ちた日本の将来と幸せな人生を求めるビジネスマンに、自らの信念を熱く語った渾身の一冊。 | 
        
          | 稲盛和夫 | 
        
          |  | こ46-01 
 トヨタ経営語録
 | 世界に冠たる企業・トヨタ自動車。販売台数ではフォードを抜き去り世界第2位、収益力では販売トップのゼネラル・モーターズさえも凌駕する。その強さの秘密は一体どこにあるのか。本書はトヨタ歴代リーダーの言葉を集め、解説を加えた経営語録集である。創業以来の経営理念を連綿と継承し、強烈な「危機意識」を共有化してきたトヨタ。最強企業のDNAをトップの言葉に見る。文庫オリジナル。 | 
        
          | 小宮和行 |