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方丈を出て裏の小道に入り小川に沿ってしばらくいき、左に入る道の石段を上ると江戸時代の大土木家であった河村瑞賢(かわむらすいけん)親子の墓があります。1934年(昭和9年)、河村瑞賢の墓を保存する会で、参道や墓を修理し立派にしました。墓の脇には、江戸時代に新たに日本の沿岸航路を開いた瑞賢の業績
(ぎょうせき)をたたえた石碑があります。もとの道に戻り奥へ進むと石鳥居があり、石碑などが並ぶ広い参道に出ます。その先には急な石段が山の斜面に続きます。
鎌倉市教育委員会発行「かまくら子ども風土記(13版)」より